一年を通して素材を楽しめ季節感を感じられるのは、やっぱり「お寿司」かも知れません。
個人的な主観なのかも知れませんが、水揚げされた素材を仕込み並べられたネタを覗くと、季節感が感じられますね…。
かなり高値で手を出せなかった今年の「初秋刀魚」は、日頃お世話になっております太平町の「米花鮨」さんで頂戴させて頂きました。
この米花鮨さんは、実は築地の米花さんの遠縁の御親戚だったそうです。
甘みがあり程良い秋刀魚の刺身は、残暑の長引きそうな今年でも、気持ちは秋の兆しを感じさせます。
中トロからヅケ、穴子は白焼きからツメへ…。
江戸前寿司の文化は素敵過ぎます。