BARにおいてシングルモルト好きなお客様にとっては、アイラウイスキーは特別な存在でありますが、私の師匠もラフロイグを愛し、弟子の私もまたラフロイグに魅せられた一人です。
アイラ島に出掛け巡った蒸溜所の中に、アドベック蒸溜所があります。
ラフロイグ蒸溜所と並び人気のアドベックは、歴史の中で蒸溜所を稼働出来ない時代がありました。
1997年に再び稼働した際には、グレンモーレンジ蒸溜所の力が無ければ動き出す事が出来なかったことでしょう…?
以前に私が修行時代に、以前のアドベック10年をスタッフやお客様と共同購入し飲んだ経験があります。
定価が当時は5000円と聞いていたアドベック10年は7倍以上の価格に跳ね上がり、皆でシェアする事に致しました。
1997年10月29日 開封
裏に書かれたラベルに、懐かしい名前と杯数g記されています。
現Beeのスタッフに『1997年10月に何してた?』と聞きますと、『小学生でした!』と答えられます。
その頃から私達はずっと酒飲みだったのですね⁈