昨日の日曜日は、神社の社務所におきまして高木神社の三つの睦による『高木神社三睦寄合』に出席して来ました。
今年度から下睦で年番という立場になりましたので、この寄合は初めての参加でした。
氏神様である高木神社は、『上睦』『下睦』『四丁目睦』の三睦で構成されています。
それぞれ町会という区分けとは異なり、昔の氏子の区画になりますので町会単位では区画できない現状なのです。
私の所属する『下睦』のお隣の『上睦』の席には、以前の中華屋時代のお得意様の姿が並び、『そうか山田さんも年番になったか…!ご苦労様。』と皆さん温かく声を掛けて下さいました。
各睦より出し合い共同で神社への必要とされた経費の収支報告と、今回の祭礼での反省と共に、遂に念願とされていた宵宮の連合渡御の話が切り出されました。
三年に一度の大祭の際の連合渡御では、神社から駅前までの連合だけで式典が終わるとそれぞれの地区に分かれます。今回の話題はその枠を超えて、今までは入り込まなかった各睦のエリアにまで連合を渡ろうとの企画です。
皆が心待ちにしていた企画であり、三基の神輿が各エリアに廻る念願の歩みであります。
また、代表の睦の神輿を同好会抜きで自分達の睦で担ぎ上げようとの意見も出ました。
ただ実現に向かい問題は山積みであり、わが下睦におきましては例年お手伝い頂いている同好会の方々に対してのリスクが大きいのです。
同時期に行われる鳥越神社の祭礼より、もう何十年も高木神社の祭礼に筋を通して下さっている同好会の方々に対する義理があります。
新たな試みを企画し実行しようと発案すると、やはり問題は大きくなります。
今回発案された件に対しては、各睦が共に持ち帰りそれぞれの中で話し合わなくてはなりません。
梅雨が明けそれぞれの睦の虫干しの際に話し合いが行われます。
神社にお供えとして供えられた御餅のかき餅を土産に渡され、スタッフと共に食べながら来年の祭礼に対して考えました。