今年は去年と違い丸一日中、予定が絡まず三社祭を満喫する事が出来ました。
土曜日の営業を終えシャワーを浴び身を清め、一年振りにサラシを締め込み祭装束に変貌します。
八時集合で雷門中部町会の仲間でありますMARCHに集結します。
さっそく缶ビールと赤飯を渡され一之宮の本社渡御に備え腹拵えを致します。
雷門中部町会は浅草のメインストリートであります雷門前にて本社神輿を渡されます。
早くからギャラリーも集まり出し、観光バスさえもトウセンボ状態になります。
順調に宮出しが行われ、時間通りに渡御された一之宮は雷門からスタートです。
MARCHの小南氏も町会青年部として町内渡御では担ぎたしますと真剣そのものと化します。
本社神輿の担ぎ上げからスルリと入り込んだ私ではありましたが、物凄い数の担ぎ手であります雷中では、長く本社に入って居られません。
最近の運動不足の為か情けない話です。
無事に本社渡御が終わりますと、20代の頃より大変お世話になさっております馬二町会にお邪魔させて頂きました。
バーテンダーになる前から伺わせて頂いておりましたWiLLさんのマスターと一緒に二ノ宮の本社町内渡御です。
馬二町会は左右二本ずつ町会と同好会に分かれる決まりがあります。
間違って入るとただでは済まない状況となる担ぎ方です。
青年部の徹底したガードで行われる渡御で無事に町内渡御が行われました。
マスターが店に戻りますと、WiLL恒例の「三社祭カレー」です。
このカレーを食べないと三社祭は始まりません。毎年のこと絶品のカレーに舌鼓です。
馬三町会のお客様にご挨拶のあと、一緒に廻った食べ友と浅草寺の境内で屋台に寄り「大阪焼き」を補給して雷中町会に戻ります。
その頃には雷門通りは通行止めとなり、お祭り広場と化した中には幾つもの町会神輿が往来します。
雷中神輿に合理して食べ友と一緒に町内渡御に参加します。
青年部で活躍のお客様の合図で神輿はスタートです。
雷門で何度も何度も神輿を揉み、漸く戻りました雷中神輿は大勢のギャラリーの中を進みます。
休憩の後、最後の巡行ではMARCHの小南氏も店前ではハナに入り浅草ッ子の血が騒ぎます。
私もハナを担がせて頂きまして気分は最高潮に達します。
本当に今年も存分に担がせて頂きましてありがとうございました。
下町に生まれ浅草に憧れた私は、三社祭で神輿を担がせて頂けることに至極感謝の次第であります。
全身筋肉痛で目覚めた今朝は、来年に備え半纏を洗濯し、来月の地元神社の大祭に気を入れます。
町会の皆様ありがとうございました。
また来年も宜しくお願い致します。
やっぱりお祭りは楽しいでーす!