すみだには東京スカイツリーの開業が来年に迫り至る所からその姿が望めますが、昔からの下町の風情では夕方近くなると銭湯の煙突からのモクモクと煙が立ち上りまして夕焼け空を飾りました。
『温泉ブーム』とは異なり銭湯は生活のリズムそのものなのですが、最近はその数も少なくなり継続して行くことも簡単では無くなったようです。
家庭にはお風呂は当然のこと設置され、むしろ風呂のない家庭の方が圧倒的に少ないことでしょう…!
お祭りの際に風呂券を子供達に手渡すと首を傾げ、母親から他の物と交換して欲しいと言い寄られます。
「銭湯=社会」
自宅の風呂とは違い、他の大人達と一緒に入る銭湯にて多くの事を学んだと記憶しております。
公衆ゆえのマナーやエチケットなどを学ぶことが出来る小さな社会だとも思いました。
12月22日には『冬至』となり、銭湯では『ゆず湯』が行われます。
数少なくなりました銭湯ですが、たまには足を伸ばし大きな湯船にて銭湯を楽しんでみては如何でしょうか…?
きっと子供のころの記憶が蘇ります。
風呂上がりにはコーヒー牛乳でしょうか…?