本日は、もう七草粥の時期に差し掛かりました。
子供の頃に七草粥を食べると…、「嗚呼、明日から学校かぁ~(涙)」とため息もらしたものでした。
そんな七草粥の本日は、『お雑煮』の話題です。
正月、元旦営業の前に家族で『お雑煮』を食べてから営業に入ります。
私の住む関東では焼いた角餅に柏肉と小松菜の澄まし汁です。毎年この雑煮を食べると正月がやって来た気分になります。
しかしこの『お雑煮』こそ、日本の地域性が分布する代表的な食文化の現れかも知れません。
丸餅などの餅の形状や、具材、様々なお出汁の違いが存在致します。
今年の元旦にお客様より差し入れ頂いたお雑煮が味噌仕立ての丸餅である『京風お雑煮』でした。
44年間で人生初の体験になりました。
白味噌のコクのあるお出汁には、酒粕を感じさせるふくよかさがあります。
焼かずに煮るという手法の丸餅は、トロッととろける食感は衝撃的な出逢いでした。
全国から集まる東京で故郷の話題になりますと、必ずこのお雑煮が話題になります。