秋風が冷やっとして参りますと、俄然お腹も減って参ります。
そんな際に思い浮かべ無性に食べたくなる蕎麦があります…!
「蕎麦屋で一杯」という大人の嗜みではなく、
お腹いっぱいに蕎麦を食す際には愛宕の黒い壁が脳裏に浮かびます。
『MINATOYA』の鳥蕎麦こそ、その欲求を満たしてくれる蕎麦かも知れません。
江戸博の投票の後に、この話題に上がる『鳥蕎麦』をBaby faceに喰らわそうと企み、ご存じ食べ友の皆さんと愛宕目指し走り出しました。
午後3時過ぎ、店内は未だにこの蕎麦目指し訪れるお客様で一杯です。
ピーク時には外まで列が伸び、大人気の究極の立ち食い蕎麦屋さんであります。
ふんだんに振られる煎り胡麻と、天高く聳え立つ針海苔に心躍らされる蕎麦を…、鳥の旨味が染み出た辛みの利いたつけダレに潜らせます。
少々濃い目な味わいも、全部平らげるには必然なのかも知れません。
途中で生卵をつけダレに落とし、まろやかなコクのある風味に切り替えます。
蕎麦湯で割り平らげると、至福な一時を征服した気持ちを実感出来ます。
「ちょいと愛宕まで蕎麦を喰らいに…!」至福な時間がそこにあります。