今年も無事に氏子神社の例大祭が終了しました。
金曜日の午前中より神酒所・神輿倉の飾り付けが始まり、土曜日に子供達の山車巡行が行われました。
マンション化が進む曳舟界隈には益々子供達の数が増え、気が付くと250名に届く数に膨れあがります。
休憩所でのお菓子を楽しみに集まる子供に対して、不況の現状はお菓子の数や休憩所の数で実感出来ます。
例年は動き出すと直ぐに休憩所になり、お菓子を持ちきれない姿をよく見たのですが…、今年は本当に深刻な現状になりました。
連れ添う若きお母さん達は、「貰えて当然。」とばかりに手を差し出しますが…、町工場を中心とするこの地域には振る舞える数には限界があります。
隣の睦では宵宮で『東京スカイツリー神輿』が登場致しました。
そして昨日の日曜日は例年の五割増しの担ぎ手が集まって下さり、大神輿の渡御が行われました。
先頭に進む「お囃子車」の先導を私は託されました。
再来年のお祭りには開業している『東京スカイツリー』に訪れる車で溢れかえると…、氏子市中の渡御にも大きな影響が出ると心配致しました。
本日の午前5時半より、神酒所・神輿倉の片付けに出向き漸く長いお祭りが終了致しました。
片付けられた氏子市中はどことなく静まり返り、「祭りのあと」の静けさが広がります。
お天気に恵まれ日焼けした顔だけが、疲れ意外に残った祭りの産物です。