浅草の三社祭も終わり、ここ向島まで「祭のあと…。」の静けさが漂って参ります。
私も今回の三社祭を堪能させて頂き少々疲れがたまりました。
そんな際には少々甘い酒が恋しくなります。
前回に購入しましたアイテムの中に、こんな私の状況にピッタリの逸品がありました。
このアイテムが余りにも好評で在庫が少なくなる前にと、車検で車のない為に電車で目白に向かい追加購入して参りました。
私が恋い焦がれるブランデーの作り手である『Jean Fillioux(ジャンフュー)』社があります。
その作り手が生産する『Vieux Pineau des Charentes』のROSEです。
ピノデシャラントとは…。
ブランデー生産者が自社で生産する葡萄果汁に自社のブランデーを添加し発酵を止めて作るヴァン・ド・リキュールなるデザートワインです。
Jean Fillioux社のこだわりは手摘みで収穫し、また収穫数を制限して生産する葡萄ゆえ、他社に比べると糖度が比較にならないほど高いのが有名であります。
また冠に『Vieux(ヴュー)』を用いるためには、通常ピノデシャラントは一年の樽熟が原則なのですが…、五年必要な『Vieux』の称号に対して七年という樽熟期間を掛けるこだわりです。
それに加えて、コニャックはユニブラン(白葡萄)で生産します。
Jean Fillioux社が黒葡萄であるメルロ・カベルネソーヴィニヨンを生産していた事に、不勉強な私は驚きました。
それゆえに『ROSE』をリリースしたそうです。
芳醇な葡萄の果実味に加え、樽香と葡萄らしい酸味が心地よく広がります。
三社祭の後、燃え尽きた肉体と心に染み込む豊かな甘さは如何でしょうか…?