「久し振りに血がわき上がりました。」
先日の定休日はチャリティーパーティーの後に「男達の聖地」である後楽園ホールに向かい、シュートボクシング『維新―ISHIN-其の弐』を観戦してきました。
なかなか日曜日に試合が組まれず、「今回は必ず」と思いながらも予定が重なりまして…、
セミファイナル・ファイナルの二試合だけでしたが観戦させて頂きました。
何度かプレス席で間近でシャッターを切らせて頂く機会を頂いておりましたが…、今回は会場で観客として拝見しました。
セミファイナルでは宍戸大樹選手が、元プロボクシング日本ミドル級王者の鈴木悟選手と対戦し、前半にシュートボクサー顔負けの裏投げでポイントを取られながらも…、シュートボクシングながらのスタンディング・チョークスリーパーで極め、レフリーストップのTKOで勝利を飾りました。
鈴木選手のシュートボクシングでの適応は見事であり、次回参戦してくるのがとても楽しみな選手でした。
ファイナルの梅野孝明選手の試合は壮絶な撃ち合いになりました。
対戦相手のボーウィー選手は、これまでシュートボクシングに二戦参戦し…、その爆腕ぶりを知らしめたムエタイ界の王者です。
お互いが『倒すか倒されるか…?』の両者の撃ち合いには会場全体が盛り上がりました。
両者ダウンを奪い合う試合は、最後にムエタイの神髄である『膝』で決着がつくことになりました…!
「まだやらせろ…!」という梅野選手の気迫を、レフリーはなだめ試合を止めました。
両者には『拳での絆』が通い合ったかのように思える程、お互いをリスペクトし合った『男の世界』でした。
梅野選手のダメージが心配なことが気掛かりですが…!
『シュートボクシングは熱いです。』