昼時の人形町に不似合いな夜の香り漂う男達が街に脚を運びました。
沿道にはランチを求めるサラリーマンの方々が行き交う中に、その男達は一軒のお店を目指し歩きました。
昨日の国立劇場にて行われた『音の会』にお邪魔する前に、太陽光線の不似合いな男達が向かうは小網町です。『いく稲』さんは非常にリーズナブルなお値段で、近所のサラリーマンの方々の昼時のオアシスであり、身体に優しいランチを提供して下さいます。
まぐろ丼・あなご丼・鳥そぼろ丼・五目ちらしの4種類のご用意があります。
御飯の量も充分な量があり、このお値段で頂けるランチでは有難い内容です。
まぐろ丼・あなご丼 900円
鳥そぼろ丼・五目ちらし 800円
日頃は『まぐろ丼』を頂戴するのですが…、今回は『鳥そぼろ丼』を注文させて頂きました。鳥そぼろに煎り卵、それに鳥の照り焼きが乗せられます。
お味噌汁のお味がまた深みがあり、小鉢にあるとろろ芋が食欲を勧めます。
御来店の皆さんは四種の丼物を求めて足早に集まられ、注文なさった品を今か今かとお待ちになっていました。
バーテンダーにとっては日頃ランチタイムには爆睡しているものですが…、サラリーマンの方々の昼時の楽しみでもあるランチは、皆さんの大切なエネルギーの源なのでしょう。