また地元地域活動の仕事が増えてしまいました。
これも生まれ育ち其の地で商売をしている以上仕方ないのでしょうが…?
氏神様である『高木神社』に下睦として祭礼に対して参加してきているのですが、今度は祭礼だけではなく、『敬神講』なる本来は氏子総代の仕事なるものが廻ってきました。歴代の氏子総代が相次ぎ亡くなりまして、その仕事を継続する方が居なくなっていましたので仕方ありません。
それにしても『敬神講』とはいったい何なのかの説明も無いまま、集金をするように任されたのですが…?確かに我が家でも代々お支払いをしてきているようですが、氏子総代曰く『昔から風習で決められている』とでは説明がつきません。
長年に渡り古くからの慣習には、本来の意味を理解しないまま継続される事が多いと思います。
それぞれの敬神講員の金額が異なります。以前所属していた商店会でも会費の集金を任されたのですが…、やはり個別で金額が違っていました。
なかなか『これ』という説明はつかないまま継続されて来たのでしょう。
『敬神講』とはパソコンで検索しても辞書からは出てきてはくれません。
その中で他の地域での同じ敬神講から意味を推定すると理解が出来ました…。
敬神講は、寺島一円を御護り下さる産土神(うぶすなかみ)である高木神社の神様を崇敬し神様の御心「高木繁栄」の願いの下に、開運・家内安全・五穀豊穣・商工繁栄・学業成就の御神徳をいただいて、神社の護持・奉賛を目的とする組織だそうです。
ようは氏神様である神社への応援団みたいな組織であり、地元の神社への崇拝する団体であります。ですから強制加入なものではなく、祭礼や神社の行事に対しての氏子の器量の様な考え方で始まったもののようでした。
もとは出雲大社の氏子が発案・組織化したもので、この近所では牛島神社の敬神講はWeb上にも出てくる程です。
昨日は真夏を思わせる暑さの梅雨の中休みの中、近所に祭礼のお礼状と神社の御札、お供物などを配り集金に廻りました。
今日も留守であったお宅にこれから伺います。
そして今夜は先週の祭礼に際しての『鉢祓い』が行われます。『直会』とも呼ばれる反省会なる宴ですが、本来の意味では祭礼の際にお供えした神器である鉢を洗い清める行事であり『鉢洗い』とも呼ばれます。『直会』は祭礼の際にお供えされた酒や供物を頂くことを『直う』というそうです。
今夜の営業に差し掛かりますが、少々お邪魔して営業に戻る例年の『鉢祓い』です。
やっと一年で過酷な時期も終わります。