今日はお客様の主催する地元観光事業団体のセミナーに参加して参りました。
日頃の生活の中では、行政団体に属する組織の活動とは、なかなか触れることが出来ずにいる方が大半であります。
お客様のお誘いで、私も初めて参加さして頂きました。
その業界のスペシャリストの方の講演と、地元『すみだ』を題材としたショートムービーの放映がありました。趣旨としては、『すみだ』に残る史跡や街並み、そこに生活する人間からかもし出される人情や風習などを、映画制作の上でロケ地の誘致から始まり、地元への還元にいたるプロジェクトへの足掛かりになるセミナーでした。
私のようなBARの主などの参加するセミナーではないのかも知れませんが、放映された『ふと木歩という名をおもう』という映画を通して、作者である『杉田このみ』さんの感性を通した映像の中に、『富田木歩』という俳人の存在を知り、何も知らずに『すみだ』の地で生活している自分が恥ずかしく思えました。
何も知ろうとせず、ただ黙々と月日を過ごすだけではいけないと実感させていただきました。
場違いな私の参加だったのかも知れませんが、この地で三代に渡り商う者として、地元への思いをより深めさせていただいた、本日のセミナーでした。
ありがとうございました。